リーガルブログ

「善の連鎖 1本の狭い橋」


私は、鹿児島市の谷山に流れてる永田川の河岸に住んでます。

 

 そこの近くに1本の狭い橋が架かってます。その橋は、幅員2メートルぐらいの歩道橋で、

車は当然通れませんが、自転車・バイク等に乗ってる人は一旦降りて押して渡らなければ

ならないとなってます。

しかし、早朝とか、通行人が誰もいないと思って、自転車・バイクに乗ったまま橋を渡る人が

ほとんどでした。私もそうでした。

 

数か月前、私が、朝6時半ごろ自転車でその橋を渡るとき、通行人がいないのでいつものとおり、

自転車に乗ったまま橋を渡ろうとして中央部過ぎにかかったところ、対面から おじいちゃんが

自転車で来て橋をさしかかる手前で、自転車から降りて少しフラフラしながらを押して橋を渡り

始めました。

それを目のあたりにして、かなり恥ずかしい気持ちになり そこで自転車から飛び降りました。

 

その日からは、通行人が誰もいなくても、私もちゃんと自転車を降りてその橋を渡るようにしました。

そして数か月たった今、自転車やバイクでその橋を渡る人のほとんどがちゃんと降りて押して

渡るようになっているので、不思議ですね。

 

何かが変わるのは、ちょっとした心がげかもしれません。≒ 気を付けます。

 

  司法書士桑鶴浩二

 

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