リーガルブログ

博多より愛をこめて


こんにちは、博多の花田です。福岡に来て早や2か月がたちました。人間慣れというのは恐ろしいもので、最初は圧倒されていた、ひとの多さや、ビルの高さ、交通量の多さも私の日常の中に溶け込んでしまい、当たり前の風景になってしまいました。

福岡市は、少子化の波にも負けず人口が増え続けており現在150万人を突破し、人口増加率・増加数ともに、政令指定都市で最大の伸び幅を記録しているそうです(福岡市ホームページ)。さらには、2035年まで人口は増え続けるという見通しだそうです。

その理由にはいろいろな原因があるのでしょうが、よく言われているものに交通のアクセスのよさがあります。東京ほどではないにしても地下鉄が整備され、渋滞することなく時間通に目的地に着くことができます(東京のように複雑ではないので、福岡市外の方でも迷うことなく利用できます)。それから都市高速道路網が整備され、福岡市内の移動とそこから連結した形で久留米や小倉などの大きな市へとスムーズに移動ができます。料金がちと高い気はしますけど。あと、空港がとてつもなく近いです。大阪の伊丹空港も市街から近いですが、福岡に関しては、国際線も近いので便利この上ないです。私のマンションの上を飛行機が轟音を上げて飛んでいくのは、困ったものですが。

次に「福岡は外部に開けた都市」だということではないでしょうか。福岡市は県外企業の誘致に積極的に取り組んでいるようで、知識創造型産業や環境関連産業などを軸に集積を図っているそうです。たしかに、福岡市はしっかりとした地場の産業があって、それに東京の大手企業がリスク分散等も含めて進出しています。そして九州の他県の企業が新たな市場を求めて進出してきています。そこで生まれる雇用を埋めるため、若年層の人口流入があって福岡市をより大きな都市へ、その若年層が生み出す需要を求めてまた企業が進出・・・。いい流れが出来てます。

文化面でももちろん魅力的で、特に魚は美味い!スーパーに売っている魚の切り身はレベルが高いです。酒もうまいですし、飲食店は多く、中洲は華やかです!!!福岡独特の文化や風習が脈々と受け継がれてもいます。

とまあ、いろいろ挙げてみましたが、結局何が言いたいかというと福岡市は「選ばれる都市」なのだということです。それを自分に置き換えてみると、司法書士に限らずどんな仕事もマーケットから選ばれなければ生き残っていけないのです。ひとから選ばれるということは、容易なことではありません。今の日本は、どの産業も供給過剰ですから、激しい競争のなかでオンリーワンになれるかどうかが問われています。

オンリーワンは一日にしてならず、日々の努力のたまものだ、というありきたりな考えに行きついてしまったところでお腹が空いてきました。ラーメン食べに行こう♪

もちろんバリカタで!!!

花田