不動産登記

不動産登記業務は、土地や建物など不動産の所有権や抵当権などの権利関係を登記簿上で明確にする手続きです。売買や相続、贈与、住宅ローンの設定や抹消など、不動産に関わる権利変動の際に必要となります。司法書士は書類作成や必要書類の収集、法務局への申請手続きまでを一貫して行い、不動産取引が適正かつ円滑に進むようサポートします。

→相続登記について【不動産相続サポート】

商業登記

商業登記は、会社や法人に関する情報（設立、役員変更、本店移転、商号変更、増資・減資など）を法務局に登録する業務です。登記によって法人の信用を対外的に示し、取引の安全性・透明性を確保します。司法書士は、定款作成支援や必要書類の整備、登記申請手続き全般にわたる専門的サポートを提供し、企業活動の法的基盤を整備します。

家族信託

家族信託は、高齢化社会において資産承継や管理を柔軟かつ円滑に行うための手法です。財産を「信託財産」として託し、信頼できる家族や第三者に管理・運用を任せることで、将来認知症などで判断能力が低下した場合でも、資産の適切な管理や次世代への承継が可能になります。司法書士は、信託契約書の作成や関連手続き、信託の登記などを通じて家族信託のスムーズな実行を支援します。

→相続前に【知りたい！相続】

遺言書作成

遺言書は、財産の分配や相続人間の紛争防止、特定の親族や団体への遺贈など、自分の意思を将来確実に実現するための重要な書面です。司法書士は、遺言書作成時の法的アドバイスや公正証書遺言の立会い、保管方法の案内などを行い、法的に有効かつ明確な遺言書の作成をサポートします。

成年後見

成年後見制度は、判断能力が不十分な高齢者や障がいを持つ方々を法的に保護する仕組みです。後見人は、本人の利益を最優先に考え、財産管理や身上監護（医療・介護・福祉サービスの利用手続きなど）を行います。司法書士は、成年後見申立ての書類作成や手続き代行、後見人就任後の支援・報告義務の遂行に関するアドバイスを通じて、適切な権利保護体制づくりを支援します。

身元保証

身元保証は、特定の人物が病院・施設への入所や賃貸物件の契約などを行う際、本人の身元や支払い能力等を第三者が保証する制度です。司法書士は、身元保証契約書の作成や契約締結のサポートを通じて、保証契約が双方にとって公正かつ適切に機能するよう助言・支援します。また、高齢化社会や家族関係の変化により身元保証の需要が増える中、法的視点から安全・安心な保証体制の構築をサポートします。

→身元保証サービス【かごしま相続コンシェルジュ】